本記事では「仮定法未来」について例文を用いながら使い方をわかりやすく解説します。これは「仮定法過去」「仮定法過去完了」に続く第3の形で、「未来に起こり得る可能性が低い状況」を表します。
目次

仮定法未来というのは、未来にありえなさそうな話をする時に使う形になります。
構文は2種類あり
「if+主語+should+動詞原形」
「if+主語+were to+動詞原形」の形を取ります。
この2つは何が違うのでしょうか?
使い分けを詳しく解説していきます。
この構文は、「万が一●●すれば」というニュアンスを持ち、丁寧かつフォーマルな表現に用いられます。
「if+主語+should+動詞原形」
If you should have any further questions, please do not hesitate to ask.
(万が一ご質問がございましたら、遠慮なくお尋ねください。)
If the seminar should be cancelled, we will fully refund the fee.
(万が一セミナーが中止になれば、料金は全額返金されます。)
より非現実的な未来を仮定する場合には、「were to」を使います。
「if+主語+were to+動詞原形」
If you were to have no friends, who would you spend your time with?
(もし友達が誰もいなかったら、誰と時間を過ごしますか?)
If Mike were to be my boss, I would not last even for a day.
(もしマイクが上司だったら、私は1日も持たないでしょう。)

「should」は「起こるかもしれないが可能性は低い」未来を仮定し、「were to」は「ほぼ起こりそうにない」未来を仮定します。
では、例文で比較しながら見ていきましょう。
①If the typhoon should strike, I would stay at home.
(もし台風が来たら、家にいます。)
②If I were to lose my job tomorrow, I would not know what to do.
(もし明日仕事を失うことがあれば、何をすればいいのか分からないでしょう。)
この2つを見てみるとshouldの場合は可能性が低いだけで、もしかしたらありえるというニュアンスを受けます。
一方で、were toの場合は、未来の話であってもほぼ可能性は0だろうという時に使っています。
ですので、②を言い換ると「自分自身は明日仕事を失うことはない」という風に考えているということになりますね。
これがshouldとwere toの違いになります。
つまり「should」は「まあ、ないだろうけど…もしかしたらあるかも」という時に使い、「were to」は「まずありえないけど、もしも…」という、完全に仮想の状況に使うんです。
イメージ的には、
・should → 宝くじが当たる可能性(低いけどゼロじゃない)
・were to → 恐竜が急に現れる可能性(ほぼゼロ)
このような使い方になります。

仮定法ではifを省略し、助動詞・be動詞・過去完了の「had」が文頭に倒置されるパターンがあります。
If I were you
→ Were I you, I would not answer the call.
(もし私があなただったらその電話には出ないでしょう)
If it had rained
→ Had it rained, the result would have been different.
(雨が降っていたら結果は違っていたでしょう)
If you should have any questions
→ Should you have any questions, please contact us.
(不明な点があればお問い合わせください)
ifを省略することによって何が起こるかというと、助動詞またはbe動詞というのが前に移動、倒置が起こります。
また、ifが省略できるのは、wereとhadとshouldの場合のみです。
こちらの「倒置パターン」ですが、
英語初心者は「ifを消して助動詞を前に出す」と、だけ覚えるとすぐ使えます。
仮定法は必ずしも「if」が必要ではありません。代わりに前置詞や副詞句が使われることがあります。
Without the accident, he could have been an excellent baseball player.
(その事故がなければ、彼は素晴らしい野球選手になっていたでしょう。)
A little more care would have prevented the accident.
(もう少し注意があれば、その事故は防げたでしょう。)
「if」がないと、仮定法が見分けが付きにくいという方は
助動詞の過去形【could/would + have + 過去分詞】で仮定法の目印になります。
仮定法は「if」だけで作るわけじゃなく、“Without 〜” や “With 〜” などの前置詞句、あるいは文章の形そのもので仮定を表すこともあるんです。
もし「これ仮定法かな?」と迷ったらwould / could + have + 過去分詞 という形を探してみましょう。
それが「〜だったら…だったのに」という仮定法のサインです。
例文で見ていきましょう!
Without your help, I could have failed.
(君の助けがなければ失敗していただろう)
With more practice, she would have won.
(もっと練習していれば彼女は勝っていただろう)
きっちり、仮定法特有の形が入っていますね!
最後にifを使う他の表現です。これもよく出てくるので覚えていきましょう!
■よく出る仮定法の表現はコチラ
as if / only if / if it were not for
TOEICにも頻出する仮定表現を覚えておくと実践で役立ちます。
as if:まるで~であるかのように
He looks as if he knew the answer.
(彼はまるで答えを知っているかのようであった)
only if:~の場合に限り
Warren Buffett invests in stocks only if it makes economic sense.
(ウォーレンバフェットが株に投資するときは経済的に理にかなっている場合のみだ)
if it were not for:もし~がなければ
If it were not for your support, we would not have been able to complete the task.
(あなたの助けがなかったらタスクを終わらせることはできなかっただろう)
『as if』『only if』『if it were not for』この3つに関してはTOEICでもよく出てくるifの表現です。もし受講されるのであれば、しっかりと覚えていきましょう!

いかがでしたか?
仮定法未来はshould構文とwere to構文の2パターンがあり、それぞれの可能性の違いを理解することが重要です。さらにifの省略や、代替構文、そして倒置のルールも知っておくことで、TOEICのPart 5やリーディングセクションでも確実に得点を狙えます。仮定法シリーズの集大成として、ぜひ復習して身につけてください。
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