海外で働ける仕事はどんなものがあるの?
初めてのときは、仕事に就いて日本と同じように働けるのか?不安になります。
とくに初の海外が仕事関連なら、現地の言葉を覚える必要があるなど、壁も多くあるでしょう。
そこでこの記事では、海外初心者でも働きやすい仕事から、日本国内で可能な準備を紹介します。
目次
海外で働ける仕事を探すのと同時に、渡航にあたり必要なものがあります。
基本的なことで、これがなければ海外へ行くこともできません。
働ける仕事があったとしても下記のものは必須なので、確認して条件を整えましょう。
はじめに、パスポートの期限は確認することです。
就労に関わらず渡航には必須なものです。
パスポートの有効期限切れが近い場合、入国できない国もあります。
今一度、確認することをおすすめします。
取得していない場合は、旅券センターにて申請をすれば発行してもらえます。
5年と10年の期限がありますが、自分の条件に応じて決めると良いです。
パスポートの期限を確認したら、就労ビザの習得を目指します。
就労ビザとは、海外で働くための在留資格のことです。
就労ビザがないと、海外で働く権利を得ることができません。
国ごとに申請の仕方が変わるので、まずは働く予定国の就労ビザの取得方法を確認しましょう。
海外でも働ける仕事があるのか、渡航歴が浅い方はわからないことも多いでしょう。
日本人が活躍できる職種は、日本という国に興味を持つ人が集まりやすい場所にあると言えるでしょう。
なぜなら、日本人が渡航先で必要とされる存在になるからです。
海外初心者でも安心感を持って働ける仕事を紹介します。
旅行会社のスタッフとして働くことで、海外勤務の期待が持てます。
現地の日本法人があれば、転勤の可能性もあり、個人で行う必要事項が減ります。
・添乗員
・受付のスタッフ
・経理事務
日本国内でできる業務と大きな差は少なく、こなしやすい業務でステップアップが期待できます。
日本人が多く訪れる宿に、日本語が話せるスタッフとして働くことは活躍できる期待が高まります。
国内でも英語での対応は必須になっています。
とくにゲストハウスを訪れる日本人も増え、日本語の需要は高まる一方でしょう。
また、日本では当たり前にしているマナーやルールが、海外では貴重な存在になることもあります。
・お辞儀
・ルールの徹底
・安全意識
・清潔感を心がける習慣
また、ゲストハウスで働くと、コミュニケーション力が自然に上達していきます。
ホテルでも同じですが、旅意識が強い方が宿泊することが多いので、多種多様な価値観に触れることも期待できるでしょう。
日本語の講師の需要は高いです。
2018年の文化庁、国際交流基金調査結果が需要の高さを物語っています。
1974年には海外の日本語を学ぶ人は約7万人でしたが、2018年には385万人までになったとのことです。
また、海外の日本語学習者に対する日本語教師の割合は海外は2%でした。
このことからも、海外の日本語教師の需要が非常に高いことが伺えます。
日本語を教える役割になることで、自身の日本語も正しく使う知識と練習ができるでしょう。
通訳・翻訳の仕事の需要も高く、活躍の期待が持てます。
通訳は言葉を訳すだけでなく、お互いのコミュニケーションを円滑に進める役割もあります。
資格を取るなど勉強は必要ですが、一度取得してしまえば需要が高くなります。
近年は人手不足も影響しており、重宝される確率は高いでしょう。
日本の観光需要が高まる中で、本格的な日本料理を現地で味わいたいニーズも高いです。
日本食のレストランの調理スタッフといっても、一流のシェフのように腕を磨く必要はありません。
国内で働く調理スタッフのように働き、現地の雰囲気に合わせていくのがベストです。
主な日本食の調理スタッフ
・寿司
・ラーメン
・和食全般
・大手外食チェーン
海外に進出している外食チェーンで、働きによって現地責任者になることも可能でしょう。
パソコンで仕事が完結する業務携帯のものは、海外でも働ける仕事になりやすいです。
・ウェブライター
・ウェブデザイナー
・動画編集
場所を選ばず、一人でもできる仕事なので、柔軟性が高いです。
ただ、会社の給与所得なみの収入を得るには、相応の時間が必要なことが多いのです。
副業というカテゴリーで、第2の仕事というチャレンジをすることをおすすめします。
海外で実際に働いてみて、理解できることは多いです。
しかし、何の準備もなく海外で働くのは挫折する可能性も高いです。
ですので、日本国内でも海外で働くためにできることがあります。
やっておきたい日本国内での準備を紹介します。
まずは現地の言葉を理解するため、言語能力のアップに努めましょう。
やはり、現地の方とのコミュニケーションは必須です。
礼儀としても、渡航先の言語を習得していくのは、コミュニケーションをスムーズにするきっかけにもなります。
会話ができる基準は高くなくても良いです。
単語を組み合わせて、身体の動きで伝えることでも、何を言っているのか理解してもらえます。
明確な基準はありませんが、現地で仕事が決まっている場合、業務に必要な単語等は覚えていきましょう。
どうしても言葉がわからないときもあります。
ネイティブの話すスピードは早く、初めのころは聞き取れないことも多いでしょう。
おすすめなのは、ハンドジェスチャーを覚えることです。
手だけで簡単に動作できて、伝わりやすからです。
ただ、世界共通のジェスチャーというのは存在しなく、国ごとによって意味が変わります。
渡航先の国の情報を確認しておくと良いです。
簡単で誰でもわかるジェスチャーを2つ紹介します。
親指を立てるのは、SNSのボタンにもなっている「いいね」です。
相手の意思に賛同を示す場合に使います。
下記の国では軽蔑した仕草になるので注意しましょう。
使ってはいけない国:ギリシャ・中東・西アフリカ・南米
アメリカでは一般的にOKとされる輪を作るサインです。
全てが順調に進んでいる意味を持ち、日本でも両手を使って丸を作るジェスチャーがあります。
ただし、このジェスチャーも世界で共通ではなく、国によっては無礼になります。
滞在国の人に受け入れてもらうには、マナーやルールの理解することも一つの方法です。
コミュニケーションの始まりは、受け入れやすさから発展しやすく、日本国内でも知ってから渡航できます。
・宗教の意味
・食事の仕方
・交通ルール
・買い物
・仕事・日常でのマナー
仕事でも、現地で生活することになるので、日常の基本的なことは事前に知っておくと良いです。
また、現地に滞在する知り合いがいる場合は、日本と現地で苦労した違いを聞いておくと良いでしょう。
今回は海外初心者でも働ける仕事と、日本国内でも事前にできる準備を紹介しました。
・渡航の際はパスポートと就労ビザを取得する
・海外でも働ける仕事は、日本人の需要が高い場所
・日本国内でもできる準備がある
言葉の壁はありますが、海外で仕事することを目標に、会話力を身につけることは国内でも可能です。
この機会に新しい言語を学び、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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