TOEICリスニングパート3は全39問の対話問題です。
最も重要な要素は会話の冒頭で『状況把握』をすること。次に中盤で『問題点の特定』そして終盤では『解決策や今後の行動を予測する』この3つの流れを理解することです。
例として、会話文で “May I see your driver’s license, please?” (免許証を見せていただけますか?)と言われた場合、問題文では “What is being requested?”(何が求められていますか?) のように、”driver’s license” (運転免許証)という単語を直接使わずに質問がされます。そして、選択肢には “identification”(証明) のような、”driver’s license” を言い換えた単語が使われます。
つまり、”identification” が “driver’s license” と同じ意味だと理解していないと、正しい選択肢を選ぶことができません。
対策として、単語学習の際に、類義語や言い換え表現も一緒に覚えるように心がけましょう。
会話と会話の間に約10秒のインターバルがあります。この短い時間で、次の会話の質問文を先読みしておくことが重要です。質問文を先読みしておくことで、会話の内容を予測しやすくなり、より集中して聞くことができます。
しかし、10秒という限られた時間の中で、素早く質問文を読み取るスキルが必要です。
練習方法としては、パート3の問題を繰り返し解き、時間配分を意識しながら先読みの練習をすることが有効です。
また、事前に選択肢の4つは読まないようにしましょう。なぜなら4つのうち3つは間違っているからです。時間を取られてしまうし、事前に見ることで、その間違った答えに引っ張られることがよくあります。
導入、問題、解決策という流れで展開されることが多いです。
会話の冒頭では、状況や登場人物、問題が提示され、中盤では、問題の詳細や原因などが説明されます。そして終盤には、問題解決のためのアクションや、今後の予定などが話されます。
会話全体の流れを把握しておくことで、設問に対する答えを見つけやすくなります。 会話の内容をメモしたり、頭の中で整理しながら聞くようにしましょう。
では、具体的な問題文と質問の構成を例にあげます。
問題:商品が故障したため、女性がカスタマーサービスに電話をかける場面の会話
質問1: Why is the woman calling? (導入: 女性が電話をかけている理由)
質問2: What does the man ask the woman about? (問題提起: 男性が女性に尋ねている内容)
質問3: What does the man offer to do? (解決策: 男性が提案していること)
このような質問形式に対して、解答を選択肢から選ぶ、という流れになります。
リスニング力向上のため、ディクテーションやオーバーラッピングなどの練習方法も有効です。
ディクテーションは、音声を聞きながら、聞こえた通りに書き取る練習。オーバーラッピングは、音声を聞きながら、スクリプトを見て、同時に音声を発声する練習です。
いかがでしたか?
これらの勉強方法を通じて、集中して聞き取る力、単語やフレーズを正確に聞き取る力を養うことができます。上記のポイントを意識して対策することで、パート3のスコアアップを目指しましょう。
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