グローバル人材育成メディア 【例文付き】英語≪助動詞≫の覚え方と使い分けの方法

【例文付き】英語≪助動詞≫の覚え方と使い分けの方法

英語を学ぶ上で必ず必要になるのが助動詞です。しかし助動詞の一覧を見て丸暗記をしようとしていませんか?助動詞の覚え方のコツは、まずその使い分けの方法を知ることです!本記事では、その方法をわかりやすく解説していきます。

英語の助動詞とは?

冒頭から「助動詞」という言葉を聞くと
少し難しく感じてしまうかもしれません。

でも、その使い方はとてもシンプルで
英語初心者でも覚えやすい
内容ですので安心してください。

助動詞とは、
文字通り動詞を助ける役割を果たします。

どういうことかというと

例えば「行く」という意味で
“go” という動詞があります。

これに助動詞である
“can”(できる)をつけると
「行ける」という意味になるのです。

では、実際に例文でみていきましょう。

▼助動詞なし

“I go to school.”
(私は学校に行く)

   ↓

▼助動詞あり

“I can go to school.”
(私は学校に行ける)

このように助動詞を使うことによって
動詞に、できるかどうか
という意味が加わりました。

これが動詞を助けるという意味ですね。

助動詞を使わない英語の文法だと
かなりストレートな表現になることが多く

” Open the window. “
(窓を開けて)

” Take this plate away. “
(このお皿をさげてくれないか)

など、直訳をすると相手に対して
上から目線になる表現になりがちです。

しかし、英会話や英文を書く際に
助動詞の使い分けが
上手くできるようになれば

丁寧でフレンドリーな印象を与え
コミュニケーションがスムーズになるので
必ず覚えるべき文法です。

それでは、具体的に
例文を見ながら覚えていきましょう。

英語の助動詞の覚え方

助動詞の種類はいくつかありますが

今回はわかりやすく
ネイティブな外国人もよく使う

「can」「could」だけに
内容を絞って解説していきます。

『助動詞』と聞くとイメージがしにくかった方でも
この2つの単語を見たことがあるのではないでしょうか。

英会話や英文でも、かなり使用頻度が高い単語ですので
ここを抑えるだけでも、英語力が上達することが出来ます。

それでは
「can」と「could」の
代表的な使い方を解説していきます。

まず助動詞を使用したとき、しなかったときで
どのくらい相手に与える印象が変わるのかを確認していきましょう。

▼助動詞なし
“Pass me the salt.”
(塩を取って)

▼助動詞あり
Can you pass me the salt?”
(塩を取ってもらえますか?)

たった1つ「can」を入れただけでかなりイメージが違いますよね。

「can」がないと、相手はまるで
命令をされたかのようなきつい印象を受ける一方

きちんと付けた場合は相手への思いやりを感じます。

助動詞があるかないかで
これほど言葉に大きな差が生まれるのです。

さらに、もっと丁寧な印象を与える場面には
「can」ではなく「could」を使います。

では、こちらも例文を見ていきましょう。

 “Can you pass me the salt?”
(塩を取ってもらえますか?)

Could you pass me the salt?”
(塩を取っていただけますか?)

どうでしょうか?

「can」と比較すると、より丁寧な言葉になりました。

このように、初めて話す方や目上の方には
「could」を使うのがオススメです。

英語はコミュニケーションなので、助動詞を付けるのか付けないのかだけではなく、さらに使い分けることで、相手との距離がグっと近くなります。

外国人との交流において、これはきわめて重要なポイントです。丁寧さと配慮を持った表現を使えば、信頼関係が築けるため、相手も安心してあなたと仲良くなろうと感じるのです。

英語の助動詞の使い分け

次は使い分けを学んでいきましょう。

「can」と同じ意味で「できる」を表す
「be able to」という助動詞はご存じですか?

直訳は両方とも同じ「できる」という意味ですが
実はこの2つには違いがあります。

この違いを使い分けることが出来ると

さらに英語が丁寧に話せる人

という良い心象を相手に与えられ
外国人の友達ができること間違いなしです!

それでは、一緒に学んでいきましょう!

さきほどの通り「can」と 「be able to」は
共に「できる」という意味を持っています。

基本的な「~できる」という意味で使う場合は
どちらを使っても大丈夫です。

ただし、英会話では短くて話しやすい
canのほうが断然使われやすいです。

では、「can」と「 be able to」の違いは何でしょうか?

外国人に好まれる≪can≫の使い方

1.意志を表すときのフレーズ

何かができる、できないという気持ちを表す場合は必ず「can」 を使います。

例えば、もうすでに別れたパートナーの思い出の品物をまだ大切にもっていませんか?誕生日にくれたお気に入りの鞄や服のプレゼント。もう過去のことなのに…あの人のことは忘れて新しいスタートを切らないといけないのに!

でもなぜかゴミ箱に捨てることが、どうしてもできません。

そんなときに使うのが

“I can’t do it !”
(私にはできない!!!)

まさに意思表示ですね。

2.主語がモノのフレーズ

次の例文を読んでみてください。
“The lift can carry 20 people at once.”
(このリフトは1回に20 人運ぶことができる。)

このように主語がヒトではなく
モノの場合は「can」 を使うのがほとんどです。

こちらは、主語を意識するだけなのでとてもわかりやすいですね!

3.受動態のフレーズ

能動態は「誰がする」
受動態は「何がされる」という意味です。

受動態のときは、短くて簡単な「can」がよく使われます。

例えば
“The product can be purchased online.”
(この商品はオンラインで買えます。)

というように、〇〇がされる場合
「can」を使った方が自然でスムーズです。

このように「can」の使う場合は
この3つのポイントを抑えてもらえればOKです!

では、その一方
「be able to」はどんな時に使うのでしょうか?

外国人に好まれる≪be able to≫の使い方

1. 助動詞と一緒に使うフレーズ

「can」は他の助動詞(willやshould)と一緒に組み合わせることができません。
そこで助動詞と一緒に「can」を使いたい場合は「 be able to」 を使います。

【例文】

 “I will be able to come to the party.”
(パーティーに行けるでしょう。)

“I should be able to come to the party.”
(パーティーに行けるはずです。)

いかがでしょうか?

他の助動詞と組める「 be able to」
単独行動の「can」

と区別してしまえば
簡単に使い分けを覚えることができます!

2. 過去の動作を表すフレーズ

「~できた」と過去の話をするときは
基本的に「be able to」 が良いです。

例えば、このような文章になります。

“I was able to find the library.”
(図書館を見つけることができた。)

でも、待てよ・・・
canの過去形であるcouldを使えば
過去形を表せるのでは?

そう思ったあなたは、とてもセンスがあります。

couldを使うことも可能なのですが
ニュアンスが変わってしまうので
過去形にはあまり使われません。

その理由はこちらです。

英語で推量はcan / couldを使う

「推量」とは、「何かが起こるかもしれない」という考え方のことです。推量の「can」を使うときは、だいたい50%くらいの可能性を意味します。つまり、「そうかもしれないし、違うかもしれない」といった感じです。

そして「could」を使うとさらに可能性が低いことを表現できます。

では、実際に使いながら感覚をつかんでいきましょう。

以下の例文はどちらも
『彼女はオフィスにいるかもしれない』
という意味ですが、確率がかなり変わります。

▼canを使った場合
“She can be at the office.”

→可能性が50%程度で、いるかもしれないし
 いないかもしれないという意味。

▼couldをつかった場合
“She could be at the office.”

→「can」よりも可能性が低く、たぶんいないだろうけど
 いる可能性も少しあるという意味合いになります。
 10〜20%くらいの感覚ですね。

ですからさきほどの過去形の
『図書館を見つけることができた』で比較すると

▼be able toを使った場合
“I was able to find the library.”
(図書館を見つけられた)

→ 実際に図書館を見つけたことを伝えます。
 つまり、結果にフォーカスしています。

▼couldをつかった場合
“I could be find the library.”
(図書館を見つけられたかもしれない)

→ 図書館を見つけられる可能性はあったけれど、見つけたかどうかは言っていません。
 ですから、曖昧な表現です。

このように、「can」と「be able to」は似ており
お互いに「できる」という意味合いにはなるものの
実は使い分けが必要なフレーズとなります。

英語【助動詞】の覚え方と使い分けのまとめ

いかがでしたか?

英語は学校や塾で学ぶような文章をそのまま伝えると、かなりストレートで強い表現になってしまいます。

例えば
“Open the window.”
(窓を開けて。)

これは、単に「窓を開けて」という命令形です。
ストレートでシンプルな指示ですね。

それに対して
“Can you open the window?”
(窓を開けてくれますか?)
助動詞「can」を使って、丁寧にお願いしています。
この形を使うと、より礼儀正しい感じになります。

ですから、外国人と道端で話すときや、アプリやSNSを使って英語で表現するとき、「can」と「be able to」がうまく使えると、会話がスムーズになります。普段の会話では「can」を使うのが簡単で自然ですが、特別な状況や過去の出来事について話したいときは「be able to」が便利です。

これらの違いを知っていると、外国人と話すときに「この人、ちゃんと英語がわかっている!」と感じてもらえます。

そうすれば、相手も話しやすくなり
親密度が上がり、友達を作る機会やビジネスチャンスも上がるでしょう。

だから、英会話がもっと楽しくなるために、
ぜひ「can」と「be able to」を意識して使ってみてくださいね!

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