形容詞や副詞と言われると少し難しく感じるかもしれません。しかし安心してください。TOEICでよく使われるパターンを覚えてしまえば、スラスラと問題を解けるようになります。動画を何度も見直してパターンを理解していきましょう!
目次
不定詞は、動詞の原形の前に”to”を付けた形をしており、名詞、形容詞、副詞の働きをします。形容詞的用法と副詞的用法の違いは、不定詞が文の中でどの品詞を修飾するかという点にあります。
形容詞的用法の場合、不定詞は名詞を修飾し、「〜するための」という意味を表します。
例:something to drink (飲むための何か)
この例では、”to drink”は形容詞として “something” を修飾し、「飲むための何か」という意味になっています。
また、修飾する名詞が不定詞の目的語になっている場合は、名詞が省略されることがあります。
例:something to write with (何か書くもの → write with something )
こちらでは “to write with” は “something” を修飾しており、”write with” の目的語は本来 “something” です。しかし、名詞が重複するため省略されています。
一方、副詞的用法の場合、不定詞は動詞、形容詞、文全体を修飾します。
意味としては、「〜するために」という意味を表すことが多いですが、その他にも様々な意味を表すことができます。
例:I am here to pick up my order. (注文を受け取るためにここにいます。)
この例では “to pick up my order” が副詞として動詞 “am” を修飾し、「注文を受け取るために」という意味を表しています。
例:We are pleased to announce the winner.(私たちは勝者を発表できることを嬉しく思います。)
この例では “to announce the winner” が形容詞 “pleased” を修飾し、「勝者を発表できること」という具体的な内容を示しています。
不定詞が文全体を修飾する場合、文頭に置かれ、カンマで区切られることが多いです。
例:To find out more, I need more time. (さらに詳しく知るためには、もっと時間が必要です。)
この例では “to find out more” が文全体を修飾し、「さらに詳しく知るためには」という意味を表しています。
このように、不定詞の形容詞的用法と副詞的用法の違いは、修飾する対象が名詞か、それ以外かという点にあります。形容詞的用法は名詞を修飾し、副詞的用法は動詞、形容詞、文全体を修飾します。
不定詞の意味上の主語は、特に不定詞の動作主が文の主語と異なる場合に、文意を明確にするために重要です。意味上の主語を用いることで、読み手や聞き手に誤解なく情報を伝えることができます
例えば
“It’s difficult to understand British English. “(イギリス英語を理解するのは難しい。)
この文章だけでは、誰にとって難しいのかが曖昧です。そこで、不定詞の意味上の主語を付け加えて、
“It’s difficult for me to understand British English. “(私にとってイギリス英語を理解するのは難しい。)
このように表現することで、「私にとって」イギリス英語を理解するのが難しいということを明確にすることができます。
「to」不定詞を用いた表現
「to + 不定詞」は、文脈によって様々な意味を表すことができます。
●to understand
例:It’s difficult to understand British English. (イギリス英語を理解するのは難しい。)
●to make a turn
例:The corner is too tight for trucks to make a turn. (この曲がり角はトラックが曲がるには狭すぎる。)
●to pay
例:You are to pay taxes. (あなたは税金を支払わなければなりません。)
上記の例以外にも to 不定詞 を用いた様々な表現があります。
●come to + 不定詞: 〜するようになる
●be to + 不定詞: 〜する予定である、〜すべきである
●too + 形容詞 + to 不定詞: 〜すぎて〜できない
●be about to + 不定詞: もうすぐ〜するところだ
●seem to + 不定詞: 〜するように見える、思える
●appear to + 不定詞: 〜するように見える、思える
●happen to + 不定詞: 偶然〜する
●疑問詞 + to 不定詞: 疑問詞が名詞句になる
これらの表現は、英語で自然な文章を書くために重要なものですので、例文と共に理解を深めてください。
不定詞は非常に使い勝手がよく、日本人はよく使いがちです。しかし、英語には不定詞ではなく動名詞しか使えない文法ルールがあります。このルールを知らないと、文法的に間違った英語を使ってしまうことになります。
例えば、前置詞の直後には、不定詞ではなく必ず動名詞がきます。
「私は英語を学ぶことに興味があります。」という文章を英語にするとき、AとBどちらの文章が正しいでしょうか?
A:I’m interested in to learn English.
B:I’m interested in learning English.
答えはBです。
理由は、前置詞の後ろに来るのは動名詞というルールがあるからです。
前置詞の後ろには「名前」が必要なので、動名詞(~ing形)を使います。不定詞(to+動詞)は使えません。
いかがでしたか?
英語特有の文法ルールを覚える、ということがTOEICの攻略には必須です。まずは基礎である単語、そして文法をしっかりと学んでいけば様々な応用が利くようになるので土台をしっかりと固めていきましょう!
短期間集中で一気に点数を伸ばしたい
TOEIC連続40回満点の講師監修の勉強方法はこちら
英語で失敗したくなくて、いろんな英語学習を試してみた。
独学、オンライン英会話、3ヶ月の英語コーチング。
でも、自分の英語力を伸ばす方法がいまいちわからない。
そんな方にこそ知ってほしくて、「英語がゼロからできるようになるまでのプロセス」を無料で体験していただいております。
フリーアの体験レッスンでは、
「英語がゼロからできるようになるまでのプロセス」を
1時間無料で体験していただきます!
どこまで英語を勉強
すればいいのか
リスニング力の
伸ばし方
オンライン英会話の
効果的な使い方.etc
体験レッスンを受けていただいた方向けのお得なキャンペーンもございます。
是非日々の英語学習にお役立てください。