疑問詞の基礎を学んだあとは、様々なパターンを覚えていきましょう。
特にTOEICのリスニングでは、どの疑問詞から始まるか?がわかるだけで、解答率とスピードの両方を上げることができます。
それでは解説していきます。
目次
疑問代名詞を用いた疑問文は、特定の人、物、事柄についてより詳しい情報を求める際に使用します。 英語の yes/no 疑問文のルールを踏まえつつ、疑問代名詞を文頭に置くのが基本的なルールとなります。
まず、どのような情報を求めているかによって適切な疑問代名詞を選びます。
●who: 人について尋ねるとき
●what: 物事について尋ねるとき
●which: 選択肢の中から選ぶとき
●whose: 所有者を尋ねるとき
基本的な文の構造は、yes/no 疑問文と同じです。 be動詞を使うか、一般動詞を使うかで、文頭に置くものが変わります。
●be動詞文の場合
疑問代名詞 + be動詞 + 主語 + 〇〇?
例:What is your name? (あなたの名前は何ですか?)
●一般動詞文の場合
疑問代名詞 + do/does/did + 主語 + 動詞の原形 + 〇〇?
例:What do you want to eat? (あなたは何が食べたいですか?)
疑問代名詞が主語になる場合は、語順が異なります。
●疑問代名詞 + 動詞 + 〇〇?
例:Who broke the vase? (誰が花瓶を割ったのですか?)
●疑問文の場合
動詞は原形にもどり、三人称単数現在のs、過去形のedなどは、助動詞に吸収されます。
肯定文:Your name is Sam. (あなたの名前はサムです。)
be動詞 疑問文:What is your name? (あなたの名前は何ですか?)
肯定文:He trusts Mary. (彼はメアリーを信用しています。)
一般動詞 疑問文:Who does he trust? (彼は誰を信用していますか?)
肯定文:An accident happened. (事故が起こりました。)
疑問代名詞が主語疑問文:What happened? (何が起こりましたか?)
疑問形容詞と疑問副詞を用いた疑問文は、名詞を修飾してより詳しい情報を求める場合や、動作や状態の状況を詳しく尋ねる場合に用いられます。
疑問形容詞は、名詞の前に置かれて、「どんな種類の」「どの」「誰の」といった情報を尋ねます。
●what: 「何の」「どんな」
●which: 「どの」「どちらの」
●whose: 「誰の」
●疑問形容詞 + 名詞 + do/does/did + 主語 + 動詞の原形?
例:What movie do you like?(どんな映画が好きですか?)
例:Which train should I take?(どの電車に乗るべきですか?)
例:Whose idea do you agree with?(誰のアイデアに賛成しますか?)
●be動詞の場合:疑問形容詞 + 名詞 + be動詞 + 主語?
例:What color is your car? (あなたの車は何色ですか?)
疑問形容詞の後には必ず名詞が来ますが、文の構造は、yes/no 疑問文と同じです。
疑問副詞は、動詞、形容詞、文全体を修飾し、「いつ」「どこで」「なぜ」「どのように」「どのくらい」といった情報を尋ねます。
●when: 「いつ」
●where: 「どこで」「どこに」
●why: 「なぜ」
●how: 「どのように」「どのくらい」
●疑問副詞 + do/does/did + 主語 + 動詞の原形?
例:When did he come here?(彼はいつここに来たのですか?)
例:Where is Mike going?(マイクはどこへ行くのですか?)
例:Why did Mike quit his job?(マイクはなぜ仕事を辞めたのですか?)
例:How did Mike get an A on the exam?(マイクはどのように試験でAを取ったのですか?)
●be動詞の場合:疑問副詞 + be動詞 + 主語…?
例:Where are you from?(あなたはどこ出身ですか?)
●how は、後に形容詞や副詞を伴って程度を尋ねることもできます。
例:How difficult was the exam? (試験はどれくらい難しかったですか?)
例:How often do you go to the gym? (あなたはどのくらい頻繁にジムに行きますか?)
名詞節を用いた疑問文は、「~かどうか」「~は何なのか」「~は誰か」といった、ある事柄や内容について詳しく尋ねたいときに使われます。
接続詞 that / if / whether や 疑問詞 を使い、その後ろに平叙文の語順で文を続けます。
●「~かどうか」を尋ねる場合
if / whether を文頭に置きます。
例: If it will rain tomorrow. (明日雨が降るかどうか)
●「~は何なのか」「~は誰か」などを尋ねる場合
疑問詞を文頭に置きます。
例: What you want. (あなたが欲しいもの)
●疑問詞/ if / whether の後には、平叙文の語順で文を続ける
その際、疑問文の語順 (倒置) にしないように注意が必要です。
例: Where he lives. (彼が住んでいる場所)
●名詞節全体を、文の主語、目的語、補語などとして使う場合
例: I don’t know if it will rain tomorrow. (明日雨が降るかどうか分かりません) – 目的語
例: What you want is a mystery. (あなたが欲しいものは謎です) – 主語
●What your name is (あなたの名前)
●Who he trusts (彼が信頼する人)
●Who your best friend is (あなたの親友)
●What you did last weekend (あなたが先週末にしたこと)
●Why Mike quit his job (マイクが仕事を辞めた理由)
●Why they are laughing (彼らが笑っている理由)
●Where he is from (彼の出身地)
●目的語の例
・I don’t know what you did last weekend. (私はあなたが先週末何をしたか知りません)
・I am interested in why Mike quit his job. (私はマイクがなぜ仕事を辞めたのか興味があります)
・Can you tell me what his name is? (彼の名前は何なのか教えてくれませんか?)
●補語の例
・My question is why they are laughing. (私の質問は、彼らがなぜ笑っているのかということです)
・What I want to know is where this is coming from. (私が知りたいのは、これがどこから来ているのかということです)
●主語の例
・Why Mike quit his job is a mystery. (マイクがなぜ仕事を辞めたのかは謎です)
・Where he is from is a top secret. (彼の出身地はトップシークレットです)
【ポイント】
・名詞節の中では、疑問文の語順 (倒置) は使いません。
・名詞節は、文中で主語、目的語、補語など、様々な役割を果たすことができます。様々な疑問詞と文の構造を理解し、実際に自分で名詞節を使った疑問文を作ってみましょう。
いかがでしたか?
英語で疑問詞を身につけることは、TOEICで点数が取れる以上に学びがあります。それは、効果的なコミュニケーション、批判的思考、そして海外についての理解を深めることに必要だからです。
疑問詞の使用を練習し、さまざまな状況で適用することで、英字が読めるようになり、英会話の能力を大幅に向上させることができます。
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