グローバル人材育成メディア 疑問詞について~基礎編~

疑問詞について~基礎編~

英語文法 2024/12/29

英語で誰かに質問したい時や、知りたい情報を的確に得るために使われるのが疑問詞です。

例えば、仲の良い友達が新しいバッグを買った、というメッセージをくれました。「そのバッグの色は何色?」「どこで買ったの?」「いくらだったの?」など、色々な情報を知りたいですよね? このような場合に、それぞれの質問に合った疑問詞を使うことで、欲しい情報が得やすくなります。

こちらのパートでは、それぞれの疑問詞について基本的な解説をしていきます。
次回パートでは、応用編もありますので、そちらもご確認ください。

疑問詞を始めるまえに

文章は必ず動詞を必要とし、その動詞はbe動詞か一般動詞のいずれかになります。
動詞は主語によって形を変える必要があります。

・be動詞の場合
「I am Sam」「You are Sam」 「He is Sam」
このようにbe動詞は変化します。

・一般動詞の場合(likeの場合)
「I like Sam」「You like Sam」「He likes Sam」
このように動詞は変化します。

なぜ、Heの場合は likeのあとに”s”が必要なのでしょうか?
それは、一般動詞が文の中で述語動詞(動作や状態を表す語)の働きをする場合、助動詞が必要だからです。

もう少しわかりやすく説明していきます。

実は、現在形では「do」、過去形では「did」という助動詞が一般動詞に溶け込んでいます。ですので「I like Sam」は本来「I do like Sam」という形で、助動詞「do」が含まれているのです。

そして”He”のような3人称単数現在形の場合、現在形は「do」ではなく「does」です。
つまり「He likes Sam」の”s”は助動詞である「does」の語尾の”s”が見えていると考えると理解しやすいです。

このようにイメージをすると、覚えやすいでしょう!

●do (助動詞) + like(原形動詞) like(現在形)
●does(助動詞) + like(原形動詞) likes(現在形)
●did(助動詞 )+ like(原形動詞) liked(過去形)

疑問詞一覧はこちら

1. 疑問代名詞

名詞と同じように、主語、目的語、補語の役割を果たします。

●who: 「誰が」「誰を」「誰に」という意味で、人を尋ねるとき

例:Who are you? (あなたは誰ですか?)
例:Who did it? (誰がそれをしましたか?)

●what: 「何が」「何を」「何に」という意味で、物事を尋ねるとき
疑問代名詞の「what」は、名詞の代わりになり、「何が~?」と対象そのものを尋ねる場合に使います。

例:What do you want to eat? (あなたは何が食べたいですか?)
例:What happened? (何が起こりましたか?)

●which: 「どちら」「どれ」という意味で、選択肢の中から一つを選ぶとき

例:Which book do you like? (あなたはどちらの本が好きですか?)
例:Which train should I take? (私はどの電車に乗るべきですか?)

●whose: 「誰の」という意味で、所有者を尋ねるとき

例:Whose bag is this? (これは誰のバッグですか?)
例:Whose idea do you agree with? (あなたは誰のアイデアに賛成しますか?)

2. 疑問形容詞

名詞の前に置いて、その名詞を修飾します。

●what: 「何の」という意味で、どんな種類の物かを尋ねるとき
疑問形容詞の「what」は、後ろに名詞を置いて「何の~?」と特定の種類や所有者を尋ねる場合に使います。

例:What color is your car? (あなたの車は何色ですか?)
例:What movie do you like to watch? (あなたはどんな映画を見るのが好きですか?)

●which: 「どの」「どちらの」という意味で、選択肢の中から特定のものを選ぶとき

例:Which train should I take? (私はどの電車に乗るべきですか?)
例:Which book do you like?(どの本が好きですか?)

●whose: 「誰の」という意味で、所有者を尋ねるとき

例:Whose idea do you agree with? (あなたは誰のアイデアに賛成しますか?)

★ワンポイント
疑問形容詞の What
意味:「何が?」
名詞の位置: 名詞の代わりになる
役割:主語、目的語、補語になる
例:「An accident happened.」に対しての「What happened?」
この場合、「what」は主語として機能し、「何が起きたのか」を尋ねています。

疑問代名詞の What
意味:「何の?」
名詞の位置:名詞の後ろに置く
役割:名詞を修飾する
例:「What movie do you like to watch?」
この場合、「what」は「movie」という名詞を修飾し、「何の映画?」という意味になります。

3. 疑問副詞

動詞、形容詞、文全体を修飾し、より詳しい情報を求めます。

●when: 「いつ」という意味で、時間を尋ねるとき

例:When did you come to Japan? (あなたはいつ日本に来ましたか?)

●where: 「どこで」「どこに」という意味で、場所を尋ねるとき

例:Where do you live? (あなたはどこに住んでいますか?)

●why: 「なぜ」という意味で、理由を尋ねるとき

例:Why did you quit your job? (あなたはなぜ仕事を辞めたのですか?)

●how: 「どのように」「どのくらい」という意味で、方法や程度を尋ねるとき

例:How are you? (あなたは元気ですか?)
例:How difficult was the exam? (試験はどれくらい難しかったですか?)

yes-no 疑問文の場合

●be動詞を含む文の場合
be動詞を文頭に移動し、文末にクエスチョンマーク(?)をつけます。

例)
肯定文: She is a student.
疑問文: Is she a student?

●一般動詞を含む文の場合
文頭に助動詞の Do/Does/Did を置き、動詞は原形を用い、文末にクエスチョンマーク(?)をつけます。 主語が三人称単数現在形の場合 Does、過去形の場合 Did を用います。それ以外の場合は Do を用います。

例)
肯定文: He plays soccer.
疑問文: Does he play soccer?

解説:主語が三人称単数なので「Does」を使用、動詞 plays の三単現の「-s」を取り除き、play(原形)にします。

 

いかがでしたか?

疑問詞を理解すれば、英語で色々な質問ができるようになり、相手の問いかけにも対応することができます。またTOEICでは疑問詞を把握することで、設問の文面を瞬時に理解できるため、問題を解く際の時短につながります。

「疑問詞について応用編」もご用意しております。
疑問文の作成ルールを解説していますので、ぜひご覧ください。

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