グローバル人材育成メディア 品詞について~副詞編~

品詞について~副詞編~

英語文法 2024/12/29

副詞とは「様々なニュアンスを追加する言葉」です。
動詞、形容詞、他の副詞、または文全体を修飾することで、文の意味をより豊かにしたり、詳細な情報を加えたりします。

例えば“This movie is very interesting.”(この映画はとても面白い。)
こちらの文章だとvery(とても)がinteresting(面白い)を修飾しています。

副詞の種類

副詞は、その意味によっていくつかの種類に分けられます。

1.時間を表す: today, last night, recently, then, tonightなど
2.頻度を表す: usually, often, sometimes, monthly, always, neverなど
3.様態を表す (どのように): slowly, fast, well, loudly, carefully, softlyなど
4.場所を表す: there, here, home, upstairs, downstairs, downtownなど
5.程度を表す: so, very, extremely, too, quite, almost, completelyなど

それぞれの副詞が持つ意味合いを理解することで、より正確に文の意味を理解することができます。

副詞の特徴

多くの副詞は「ly」で終わるという特徴があります。
例:slowly, quickly, beautifully, carefully
ただし、「ly」で終わっていても副詞ではない単語も存在します。(例:friendly)

副詞の働き

副詞は、文に様々な情報を加えることで、より豊かで詳細な表現を可能にします。具体的には、以下の4つの働きがあります。

1.動詞を修飾する
例:He runs fast. (彼は速く走る)
「fast」は「runs」(走る)という動詞を修飾し、どのように走るのかを説明しています。

2.形容詞を修飾する
例:She is very beautiful. (彼女はとても美しい)
「very」は「beautiful」(美しい)という形容詞を修飾し、美しさの程度を強調しています。

3.他の副詞を修飾する
例:He runs very fast. (彼はとても速く走る)
「very」は「fast」(速く)という副詞を修飾し、速さの程度を強調しています。

4.文全体を修飾する
例:Usually I wake up at 10. (大抵私は10時に起きる)
「Usually」は文頭に置かれ、文全体を修飾することで、話者が10時に起きることが一般的であることを示しています。

それぞれの副詞が持つ意味合いを理解することで、より正確に文の意味を理解することができます。

練習問題

次の空欄に当てはまる正解を選択してください。

1. The speaker explained the concept ______, so everyone could understand.
(A) clear
(B) clearly
(C) clarity
(D) clearing

2. Sarah was ______ late for the meeting because of heavy traffic.
(A) very
(B) much
(C) real
(D) completely

3. He ______ visits his grandparents on weekends.
(A) always
(B) slowly
(C) quickly
(D) really

 

 

 

 

 

【解説付き解答】

1.解答: (B) clearly
解説:clearly は動詞「explained」を修飾して「どのように説明したか」を示します。動詞を修飾するには副詞が必要です。
clear → 形容詞(明確な)。動詞を修飾するには不適切。
clearly → 副詞(明確に)。
clarity → 名詞(明確さ)。文法的に不適切。
clearing → 現在分詞または名詞(開けた場所)。文脈に合わない。

 

2.解答: (A) very
解説:very は形容詞「late」を修飾して「どの程度遅れたか」を示します。
very → 副詞(とても)。形容詞を修飾する際に適切。
much → 動詞や比較級を修飾する際に使う(例:I miss you much.)。文脈に合わない。
real → 形容詞なのでここに入れることができない。
completely → 副詞(完全に)。文脈に合わない。

 

3.解答: (A) always
解説:動詞「visits」の頻度を示す副詞を選ぶ必要があります。
always → 頻度を表す副詞(いつも)。
slowly → 動作の速さを表す副詞。文脈に合わない。
quickly → 動作の速さを表す副詞。文脈に合わない。
really → 強調の副詞(本当に)。頻度を表す必要があるため不適切。

 

 

いかがでしたか?

副詞は、文の中で様々な役割を果たします。基本的には、動詞、形容詞、他の副詞、そして文全体を修飾し、より具体的な情報やニュアンスを加える働きをします。このように、副詞は文中の様々な要素を修飾することで、より詳細な情報やニュアンスを加え、文の意味を豊かにします。使い方をマスターすることで、より自然で表現力豊かな英語を話すことができるようになるでしょう。

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