グローバル人材育成メディア 品詞について~代名詞編~

品詞について~代名詞編~

英語文法 2024/12/29

代名詞とは、名詞の代わりに使われる言葉で英会話では日常的に使います。日本語では「私」「彼」「彼女」「それ」などが代名詞にあたります。何度も同じ名詞を繰り返すことを避けて、文章を簡潔にするための文法です。

代名詞の4パターン

●主格の代名詞
文の主語になる代名詞
「I」「you」「he」「she」「we」「they」「it」など。

●目的格の代名詞
動詞や前置詞の目的語になる代名詞
「me」「you」「him」「her」「us」「them」「it」など。

●所有格の代名詞
所有者を表す代名詞
「my」「your」「his」「her」「our」「their」「its」など。
必ず後ろに名詞が来ます。

●所有代名詞
所有物そのものを表す代名詞
「mine」「yours」「his」「hers」「ours」「theirs」など。
単独で所有物を表すことができます。

指示代名詞と再帰代名詞の用法の違い

指示代名詞

指示代名詞は、「これ」「それ」「あれ」など、特定の人や物を指し示す代名詞です。英語では「this」「that」「these」「those」などがあります。

●this/these: 話し手や聞き手に近いものや人を指す時
●that/those: 話し手や聞き手から遠いものや人を指す時

指示代名詞は、単独で使うことも、名詞の前に置いて修飾語として使うこともできます。

≪例文≫
●This is my pen. (これは私のペンです。) – 単独で主語として使用

●That building is very tall. (あの建物はとても高いです。) – 単独で主語として使用

●These apples are delicious. (これらのりんごは美味しいです。) – 単独で主語として使用

●Those people are my friends. (あの人たちは私の友達です。) – 単独で主語として使用

●I like this book. (私はこの本が好きです。) – 名詞を修飾

●Did you see that movie? (あの映画を見ましたか?) – 名詞を修飾

再帰代名詞

再帰代名詞は、文の中で主語と同じ人や物を指す時に使う代名詞です。英語では「myself」「yourself」「himself」「herself」「ourselves」「yourselves」「themselves」などがあります。

再帰代名詞を使う場合

●主語が自分自身に動作を行う場合
例えば、「彼は自分自身に話しかけた。」のような文では、主語と動作の対象が同じなので、再帰代名詞を使います。

●主語を強調する場合
例えば、「私は自分でそれをする。」のような文では、「自分」を強調するために再帰代名詞を使います。

≪例文≫
●You should introduce yourself. (あなたは自己紹介をするべきです。) – 主語が自分自身に動作を行う場合

●She hurt herself. (彼女は自分を傷つけた。) – 主語が自分自身に動作を行う場合

●I will do it myself. (私は自分でそれをします。) – 主語を強調する場合

練習問題

空白に当てはまる正解を選択してください。

1. My brother and I are going to the park. Would you like to join ______?

(A) we
(B) our
(C) us
(D) ourselves

 

2. The manager asked Sarah to submit the report, but she forgot to bring ______ to the meeting.

(A) her
(B) it
(C) herself
(D) them

 

3. This book belongs to Kevin. Please give it back to ______.

(A) his
(B) he
(C) him
(D) himself

 

 

 

 

 

【解説付き解答】

1.解答: (C) us
解説:代名詞は、動作を受ける目的語として使う必要があります。
we → 主語として使う(例:We are going.)不適切
our → 所有格(例:our park)不適切
us → 目的格(例:join us)
ourselves → 再帰代名詞(例:We enjoyed ourselves.)文脈に合わない

2.解答: (B) it
解説:「レポート」を指す代名詞が必要です。
her → 所有格または目的格(彼女を/彼女の)文脈に合わない
it → 単数の物を指す目的格
herself → 再帰代名詞(例:She introduced herself.)文脈に合わない
them → 複数のものを指す目的格文脈に合わない

3.解答: (C) him
解説:Kevinを指す代名詞が必要です。前置詞「to」の後には目的格を使います。
his → 所有格(例:his book)不適切
he → 主格(例:He reads.)不適切
him → 目的格(例:give it to him)
himself → 再帰代名詞(例:He did it himself.)文脈に合わない。

 

いかがでしたか?

代名詞は、英語を話す上でも書く上でも非常に重要な役割を果たします。さまざまな種類の代名詞があり、それぞれ異なる機能を持っています。それらの代名詞の機能を理解し、適切に使い分けることで、より自然で分かりやすい英語表現が可能になります。

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