英語と日本語は単語も違えば、発音や文法も全く違います。
まずは読解力を身につけなければ、語彙力や表現力が乏しくなり、英会話でのコミュニケーションが困難になります。つまり、読解力がないと英語が身につかないと言っても過言ではありません。
ここでは、英語の読解力を上げる勉強方法を学んでいきましょう。
英語の文章構造と日本語の文章構造の主な違い
英語と日本語の文章構造には、いくつかの大きな違いがあります。主な違いを3点解説します。
英語は語順が厳格に決まっているのに対し、日本語は語順が比較的自由です。英語では、基本的な文型として「主語 + 動詞 + 目的語」の語順が守られます。一方、日本語では「主語 + 目的語 + 動詞」の語順も可能です。
例えば、「私は昨日、本を買った」という日本語の文を英語にすると “I bought a book yesterday.” となります。英語では、主語 “I” の後に動詞 “bought” が来て、その後に目的語 “a book” が来るのです。
このように、日本語では「昨日」や「本」の語順を入れ替えても意味は通じますが、英語では語順を変えることはできません。
品詞とは、名詞(bus)や動詞(verb)など、単語の役割を表す分類のことです。英語では品詞がとても重要で、文の意味や構造を決めるポイントになります。一方、日本語では、助詞(は、に、を、など)が文中での単語の役割を示します。
「私は友達に本をあげた。」という文章で比べてみましょう。
まずは日本語です。
主語:「私」→ 誰がその行動をしたかを示す。
動詞:「あげた」→ 行動そのものを表す。
間接目的語:「友達」→ 誰にその行動をしたかを示す。
直接目的語:「本」→ 何をその行動の対象にしたかを示す。
助詞:「は」「に」「を」→ 各単語の役割(主語、間接目的語、直接目的語)を明確にする。
同じ文を英語にしてみると
「I gave a book to my friend.」
主語 : I → 行動する人
動詞 : gave → 行動そのもの
間接目的語 : to my friend → 誰に?
直接目的語 : a book → 何を?
英語では、日本語の助詞のような「は」「に」「を」がありません。その代わり、単語の順番や品詞が単語の役割を示します。
英語は意味の塊を意識して文が構成されるのに対し、日本語は単語の羅列に近い形で文が構成されます。英語では、名詞句、動詞句、前置詞句などのように、複数の単語が組み合わさって1つの意味を形成する「意味のかたまり」が、文の構成要素となります。一方、日本語では、単語が比較的独立して存在し、単語の羅列に近い形で文が構成されます。
例えば、”to return the item that I bought the day before” という英文は、「(私が)前の日に買った商品を返すこと」という1つの意味の塊になっています。この意味のかたまりを理解することで、文全体の意味をスムーズに理解することができます。一方、日本語では、「返す」「商品」「買う」「前日」という単語が独立して存在し、これらの単語を組み合わせて文の意味を理解する必要があります。
いかがでしたか?
英語は日本語とかなり文法が異なる言語です。意味のかたまりを意識したスラッシュリーディングと、読み終えた後の精読による分析をしてみてください。特に品詞間の繋がりや動詞とそれに続く語句の予測を重視することで、読解スピードと正確性の向上を目指すことができます。
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